5分でわかる「お七夜」とは?何をするものなの?

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これからお産を控えている方というのは、お産に絡むお祝いなど

いろいろ熟知しておかなければならず、お七夜もそのひとつです。

一体お七夜とはいつ行うのか、具体的に何をするものなのか…

今回はそこに触れて行きますので、お七夜の予習と行きましょう。

お七夜はいつする?数え方は?

お七夜とは、赤ちゃんが生まれたその日を初日として7日目の夜に

無事成長を願ってお祝いをする、日本固有の「ならわし」です。

社会の一員になったこと、周囲に認めてもらう意味を持っていて

それをお祝いという形で、儀式をするというものとなります。

なお、生まれた日を初日と記述しましたが、正確にいつ行うかは

その地域や特性によって違いがあるとされ、諸説さまざまです。

生まれた日は0日で、生後6日後にお七夜をするケースもあれば

上記のように、生まれた日を初日とする数え方も存在しています。

もし数え方に迷ってしまった場合、そこはやはり年の功ですので

ご両親または壮健健在であれば、祖父母に相談してみましょう。

その地域の事を知るのは、その地域に長く住まわれた方ですので

身近とは言え、非常に有用な知恵を授けてくれることでしょう。

次に、お七夜がお祝いであることはご理解いただけたでしょうが

具体的に何をするかについて、初産の方は分からないと思います。

もっとも、そんなに難しく考えることはなく、簡単なことです。

とどのつまりは、「お七夜の料理を親族を交えて食べる」であり

そもそも特に小難しいことなど一切ないと言っても良いのです。

ただし細かなところを言うと、命名書をお宮参りまで飾るなど

風習のようなものもあるのですが、昨今はこれらは省かれていて

食事だけで収まる場合が一般的になっているようです。

ただそれも、ご両親や祖父母に確認することを忘れないで下さい。

なお昨今によくあるパターンは、多くの場合出産の1週間後である

「7日」で母子共に退院をするケースが多い傾向がありますので

退院祝いも兼ねてお七夜も一緒にやってしまうようです。

お七夜の由来など

赤ちゃんが生まれた後は、周囲は喜びお祝い一色になるでしょう。

お七夜もその喜び一色の一貫でのお祝い…と思えてしまいますが

そこには実は、少し暗い背景、由来があるとされているようです。

まずこのお七夜は、平安時代から始まったとされているのですが

当時の赤ちゃんはとても死亡率が高く、無事に生まれるだけでも

かなり高い壁であるという事実があったと言われています。

生まれたところで、何かしら異常を抱えたり治療が出来ない等で

何ヵ月も経たない内に亡くなってしまうことも多かったのです。

それもそのはず、医学も現代のようなレベルではないことから

何らかの病気に罹患してしまった場合は手も足も出ませんので

それに伴い必然的に死亡率は高くなると言えるでしょう。

出来ることと言えば願掛けや、怪しげな祈祷師にお願いする等

非科学的な何かに縋るしかなかった、そうするしかなかった訳で

そしてこのお七夜も、それらに類するもののひとつだったのです。

赤ちゃんが無事に育ってくれるように、節目の7日目を迎えた際

お祝いをしてこれからも健やかに育って欲しいという願掛けが

お七夜の原型となっているのです。

現代では、医療技術の向上による単純な救命率の上昇によって

出産時の死亡は、胎児の段階で何かしらの大きな異常がない限り

ほぼ「無し」と言っても過言ではないと言えるでしょう。

さらに出産時における医師、看護師の手厚いフォローに加えて

出産後の赤ちゃんに対する24時間体制の管理、監視などにより

無事出産、成長の可能性は極めて高くなっていると考えられます。

そうではない従来…しかも我が子のことですので、正直なところ

両親も出産は良しとして、その後肝を冷やしていたのでしょうね。

お七夜に欠かせない料理を準備しよう

お七夜がお祝いで、親族と食事をするのはこれまでの通りです。

もっとも、食事だけで済ます場合が多い現代であることから

その内容はそれなりのもの、または特定のものに拘るのではと

悩んでしまう方も少なくないと思います。

と言うことで、ここでお七夜の料理についてのご紹介ですが…

真鯛(チダイなどでも可。ただしお頭付き。)

赤飯

吸い物

筑前煮

天ぷら

刺身

主立ったもので、これらがお七夜の料理に該当するかと思います。

中でもお頭付きの鯛は欠かせないもので、おおよそ大多数の家庭は

必ず出すと言っても決して言い過ぎではないと思います。

そして赤飯に関しても、必須と言っても間違いではないと考えられ

おおよそお頭付きの鯛と赤飯だけは、外せないところでしょう。

ただしこれらは、やはり地域性によるところも大きいと考えられ

その地域によってお七夜にどのような料理を、食材を出すのかは

実際その地域でお七夜を経験されてないと分からないでしょう。

となると、やはりご両親か祖父母の知恵が必要になると思います。

なお、その他の考えられるものとしては…

寿司

ケーキ

手作り全般

などがあり、寿司に関してはそれだけで米も含まれていることから

高級な寿司を注文しておき、それでお七夜を行うこともあります。

ケーキに関しては「今風」と言う感じで、「お祝い事」という意味

めでたい出来事であるからケーキ…という考え方なのでしょうね。

見た目が華やかで、如何にもお祝い、めでたいと言った感じですし

そういう表現的な意味を込めて、ケーキも一考の余地ありです。

それに、親族を交えるならおおよそ親戚のお子さんも居るでしょう。

そういう子ども達目線でケーキを準備して喜ばせてくれるのは

お祝いに掛け付けた親族も良い気分になれるでしょう。

手作りに関してですが、実のところ料亭に行って親族を交えた上で

高級な料理を並べるだけが、お七夜という訳ではないのです。

「特別」を意識し過ぎるあまり、お七夜で手作り料理は…なんて

思われる方も少なくありませんが、別に何ら問題はありません。

【まとめ】

無事出産の時代ですので、お七夜を時代遅れと思いますか?

そう思うのも自由ですが、このならわしの本質というのは

結局「子どもが健康に成長してほしい」願いであることから

時代遅れどころか、そのまま踏襲していることが伺えます。

つまり、何時の世も親が子に思う気持ちは不変的なものなのです。

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