当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

盛岡さんさ祭り(踊り)に行く前に!由来や歴史をサクッとチェック

東北
スポンサーリンク

岩手県で行われる盛岡さんさ祭りは、その規模から知名度が高く
その名前を知る方は非常に多いと思います。
何せとある部分では世界記録保持をしていて、興味がある方は
もうその興味が尽きないのではないでしょうか?

と言うことで今回、盛岡さんさ祭りの歴史や日程、イベントなど
その他交通に関しての情報を記載させていただきますので
今年度に行く予定がある方は是非ご参考にして下さい。

盛岡さんさ祭りとはどんな祭り?


盛岡さんさ祭りとは、正式には「盛岡さんさ踊り」という名称で
実は「祭り」というより「踊り」の要素が強い祭りとなっています。
その名のとおり、岩手県盛岡市で毎年8月1日から4日まで行われ
東北地方で最も早く行われる祭りとして名を馳せています。

本来は、この踊りはもともと盛岡市近郊で盛んだったと言われる
「さんさ踊り」という、あくまで地元民が嗜む伝統芸のひとつで
各地の軽いイベント的な扱いだったのですが、それらを統合して
全国向けの観光イベントとしたのが始まりと言われており
歴史という観点ではそれほど深いという訳ではありません。

由来としては、南部盛岡城下に羅刹という鬼が現れた伝説があり
そのとき悩める里の皆は、三ツ石神社に羅刹退治を祈願しました。
その願いを聞いた神様は羅刹を捕まえ、二度と悪さをしないように
大きな三ツ石に手形を押させ、誓いを立てさせたのです。
その顛末を喜んだ里の皆たちは、その手形が押された三ツ石の
周囲を「さんささんさ」と踊ったのが由来となるようです。

なお具体的な祭りの内容としては、盛岡市中心部である中央通りを
パレードという形で踊り手と呼ばれる団体が踊りつつ進行して行き
その途中には、花車や仮装集団なども織り交ぜられており
ただ踊り手が進行するだけでない、盛り上がりを見せてくれます。

その踊り手の数は1日で10,000人を超えるようで、それら大勢が
街中を練り歩き踊り続けるその様は、まさに圧巻の一言でしょう。
さらに数千の笛、太鼓の音、色とりどりの衣装やまばゆい色彩は
見るものを魅了し、二度と忘れられない思い出にしてくれます。

上記のことから、単純計算で4日間で40,000人(例年36,000人)の
踊り手が居ることになりますので、見応えとしては最大級…
と言うより、これ以上はないと言っても差し支えはありません。

なおその団体には、有志や企業、大学などのあらゆる参加があり
祭り当日が近づくにつれて、太鼓の音が町中に鳴り響くといった
風物詩的な様子も時期には見られるようです。

もっとも、以前は4日間ではなく3日間の開催だった模様でしたが
上記の参加団体が年々増加傾向にあるために3日間では収まらず
1日延長という形が定型化したという経緯があります。

なお2007年には和太鼓の数が世界一の祭りとしてギネス認定され
連続テレビ小説でも再現されるなど、近年ただでさえ高い知名度に
ますます拍車が掛かり世界的にもその名が知られているようです。

ちなみに動員数は、前年の2019年には過去最高の149万人のようで
その規模についてはもう想像に難くないと思います。

盛岡さんさ祭り2020の日程・イベント情報


気になる2020年における、盛岡さんさ祭りの日程についてですが
これは変わらず8月1日~4日なのは決定のようです。
イベント情報については、毎年非常に数多く開催されていますが
例年開催されるものや関連イベントを一通り下記に並べます。

前夜祭


祭り初日の前日である7月31日に、盛岡駅前滝の広場において
学生や子供たちがさんさ踊りをお披露目しているようです。

三ツ石神社への奉納演舞


盛岡さんさ踊りの安全祈願のために、祭りの1週間に開催します。
三ツ石神社で奉納演舞を行い、祭りの安全及び成功を願います。

よさこいさんさ


YOSAKOIさんさ実行委員会による、盛岡大通り商店街で行われる
ペイントやエネルギーに溢れた、今風の踊りがなされます。

伝統さんさ踊り競演会


こちらはよさこいさんさとは違い、伝統的な踊りが披露されます。
伝統芸能団体、各地のさんさ踊り団体などが集います。

なお最終日である4日目には、「大輪踊り」というパレードがあり
その後「輪踊り」が行われ、その際は一般人も参加可能ですので
思い切って飛び込んでみるのもいいでしょう。

盛岡さんさ祭り当日は交通規制に注意
まずは盛岡さんさ祭りの概要からです。

【場所】
岩手県盛岡市中央通り
【アクセス】
JR盛岡駅から徒歩約10分

もちろんお祭りですので、当日の開催個所周辺は大変混雑しますし
交通規制が掛かりますので自家用車では動くことが出来ません。
ですのでやはり基本的には公共交通機関を利用するのがベターで
もし自家用車を、どうしても使いたいと言う場合においては
離れた位置から徒歩で来る、若しくは公共交通機関と併用する等
工夫して訪れる必要があります。

なお自家用車の場合、近隣の小中学校の運動場を臨時で利用でき
各学校おおよそ200台程度、しかも無料ですのでご参考にどうぞ。
ただし、事前に問い合わせるなどは受け付けていませんので
近隣の小中学校に電話などをしないように気を付けて下さい。

その他、駅が近いということで駐車場は数多くあると言えます。
ですが先にもありましたが、当日開催個所周辺は非常に混雑する
そして行き交う車も人も凄まじい数ということもありますので
駐車場に自家用車を止めても出られない可能性もあるでしょう。

なお盛岡さんさ祭りは、美味しい屋台が多いことでも有名です。
中でも三陸産の海鮮を取り扱う屋台はその規模が非常に大きく
牡蠣を取り扱う店も多いので、好きな方にはたまりません。

もちろん山形牛も忘れてはいけません。
炭火の串焼きは当たり前、昨今では趣向を凝らしたメニューを
取り扱う屋台も少なくなく、訪れる人を飽きさせないでしょう。

その他地酒やビール等のお酒、さらにはワイン専門なんて店も…
さらにもつ鍋やその他煮込み系のもの、鮎の塩焼きなどもあり
地元の良さを生かした食事を堪能することが出来ます。

それと、宿泊の際は駅周辺ということもありホテルは多いですが
盛岡さんさ踊り目当ての方は極めて多いことが予想されますので
ご予約は数か月前から行うのが一般的となります。

少し駅から離れれば前月でも問題なく予約は可能なのですが
結局公共交通機関を使わなければならないと思われますので
それなら頑張って数か月前から予約することをおすすめします。

まとめ


まだまだ歴史の浅い盛岡さんさ祭りですが、歴史が浅いからと
祭りの質が低い訳でもなければ、楽しめない訳でもありません。

と言いますか、遥か行列を成す太鼓奏者と踊り子さんたちの
圧巻さは生まれたからには一度は見ておくべきと言えますね。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました