博多どんたくってどんな祭り?その歴史とは

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九州
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「博多どんたく」という祭りを一度でも聞いたことがありますか?
福岡博多の代表的な祭りとして、その地位を獲得しているようです。

今回は博多どんたくについてその基礎や歴史、2020年の情報まで
幅広く解説していきますので、これで次の行き先は決まりです。

・博多どんたくとはどんな祭りなのか


毎年5月3日と4日の祝日と、ゴールデンウィーク真っ只中で行われる
博多どんたくは、福岡県は福岡市で開催されるお祭りのひとつです。
博多どんたくと名高いですが、これは通称であって正式名称は
「福岡市民の祭り『博多どんたく港まつり』」となるようです。

その動員数は毎年凄まじく、数字にするとなんと200万人を超え
青森県の弘前さくらまつりや、新潟県の高田城百万人観桜会と同様
国内における最大級の祭りとして全国的に知られています。

次項で詳しく記述しますが、博多どんたくの「どんたく」とは
オランダ語で休日を意味する「ゾンターク」が訛ったとされていて
非常に長い歴史を持つ祭りのひとつとなります。

なお博多どんたくは、他の祭りとは違った特徴的なところがあり
それパレード等の参加者が「しゃもじ」を持っているという点です。
踊りながらしゃもじを打ち、音を鳴らしながら進行していきます。

これについては諸説様々ですが、夕食の支度をしていたお母さんが
祭囃子に誘われ、手に持つしゃもじを鳴らしたのが起源だそうです。

さらにこの祭りの他と違う部分は、クライマックスがあるところです。
最終日である4日、18:30より総踊りというものが始まるのですが
その名のとおり、参加者が全員踊り始める上に飛び入り参加も可能で
周囲が人で埋め尽くされるほどになるようです。

博多どんたく港まつりの発祥から現在まで


博多どんたくの発祥についてですが、記録として残る最古のもので
文禄4年10月29日に、小早川秀秋の居城「名島城」へ博多の町民が
松囃子を仕立てた後に、年賀の祝いをしたと記されているのみです。

ただこの松囃子、始まり自体は文禄4年よりもずっと以前のようです。
と言うのも、博多の民は過去平重盛に袖の湊という人口港の造営の
恩があったようで、治承3年に平重盛が病没した際にその恩を謝すため
この松囃子が始まったとされているようなのです。

それについては筑前国続風土記に記されており、諸説様々なのですが
信憑性としては比較的上記が高いと言ったところになるでしょう。
その他、平安時代に京都の御所のお正月を祝う行事が博多に伝わり
しゃれっ気の強さを生かして発展させた…などとも言われています。

最高で、830年も引き継がれてきた博多どんたく…
その歴史は、日本の最古と言われるお祭りである葵祭や愛染祭りに
引けを取らない重さを感じられることでしょう。

ですが、そんな長く重い歴史を持つ大規模な祭りであったとしても
中止せざるを得ない状況に見舞われました。
それは大東亜戦争で、1938年から戦争終結後の1946年5月までの間は
830年の歴史上、博多どんたくにとっての空白の期間となるのです。

ですがその1946年5月に、博多どんたくではなく松囃子どんたくとして
見事復活を遂げ、その後は有志らが集い徐々にその規模を大きくし
1949年に今の日程である、5月3日4日が固定化された訳です。

その後は紆余曲折を経て、1962年に松囃子どんたくは現在の名称となる
「博多どんたく港まつり」にその名を改め、福岡に定着しています。
この頃から、元来地元住民や有志で行われていたこの祭りでしたが
一般から外部から参加者を募るようになったようです。

もっとも、それでもまだ九州は博多のいちお祭り程度の扱いでしたが
山陽新幹線が博多にまで至った1975年あたりから県外の来客が増えて
その知名度を飛躍的に伸ばしたという背景があります。

ですがそれは、同時に従来の開催場所では手狭となる結果となり
1988年に幅員が広い、明治通りへと移らざるを得なかったようです。

もともと歴史の長い博多どんたくではありますが、この近年においても
めまぐるしく環境に変化があった祭りのひとつとも言えます。

博多どんたく2020年のパレードは見逃せない


これまでの内容から、この祭りに興味を引かれる方は多いと思います。
ですので最新版である2020年の諸情報を以降に記載します。

【場所】
福岡市内各地
【アクセス】
JR博多駅下車

簡単な説明ですが、これは福岡市内各地で祭りが行われているためで
当日福岡市に訪れれば、文字通りお祭り騒ぎとなっているでしょう。

ただし、広範囲で行われるためにどこに何が行われるかが分からず
パンフレット等や公式サイトを見ながら、または他の参加者等の
SNSでリアルタイムの情報を得る方が効率的に行動が出来そうです。

交通手段にあっては、もう公共交通機関一択だと言えます。
自家用車でも付近までは来れますが、うっかり市内に入ってしまうと
もう二度とそこから出られないくらいに思った方がいいでしょう。
遠方に駐車してそこから公共交通機関という手段もあるのですが
それなら最初から公共交通機関を使う方が遥かに効率が良いです。

なお、博多どんたくメイン開催場所である明治通りについてですが
方角を言うなら博多駅の西、舞鶴公園の北側の道路となりますので
昭和通り、明治町通りと御間違えないようにご注意下さい。

それと、題名にもありますがやはりパレードは見逃せません。
花自動車と呼ばれる電飾や造花などで派手に彩られた車たちは
見るものを圧巻させる力を持っているので、もし祭りに来たなら
必見と言っても過言ではありませんので、是非どうぞ。

なおスタート地点は福岡市博多区綱場待ち2交差点から始まり
ゴールが福岡市中央区天神1-8-1付近となります。
最後の総踊りについては、それこそ町中で踊り明かしていますので
何処何処に行かなければならない、ということはありません。

まとめ


国内最大級と名高い博多どんたく…その魅力は伝わったと思います。
それだけの規模のお祭りというのは、開催箇所が限定されてますので
意外と行ける機会がないのが実情だと思います。

ですが魅力が伝わったと思われる今なら、多少遠方であったところで
行きたいと感じられるでしょうし、その価値は十分にあるでしょう。

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