あなたは、「一ノ倉沢」はご存じですか?
一ノ倉沢は、日本三大岩場のひとつで、魔の山と
称される景勝地です。
群馬県みなかみ町の東麓に位置しています。
また、一ノ倉沢は谷川岳連峰のひとつで、紅葉する時期は
新緑のころとはまた違った景観を味わうことができるそう
です。
一度は訪れたい場所ですよね。
そんな一ノ倉沢では、車両交通規制が毎年行われています。
車両交通規制って?と思った方もいるでしょう。
実は、「歩行者や車両同士の事故」を未然に防ぐために
車両交通規制を行っているのだそうです。
この規制のおかげで、歩行者や車両の安全確保だけでなく、
車の排気ガスによる自然環境の破壊防止にもつながって
いるのです。
本当にありがたいことですよね。
何か起こってからではなく、起こらないように工夫する
ことの大切さを感じます。
一ノ倉沢のどこから交通規制が行われているかも気になる
ところですよね。
調べてみると、谷川岳マチガ沢出合と一ノ倉沢出合付近で
車両交通規制が行われているそうです。
一ノ倉沢に向かう方は、谷川岳指導センター下から、
一ノ倉沢出合まで車両通行禁止となっているので、
徒歩か自転車での移動になります。
車で一ノ倉沢に行こうと思っていた方は気を付けて
くださいね。
一ノ倉沢に行く目的は、どんなものかというと登山や
クライミングという方が多いようです。
クライミングをする方はあまり多くないのかな?と思って
いたのですが、実際のところクライミング目的の方もたくさん
来るようですよ。
まだクライミングをやったことがないけれど、一ノ倉沢で
クライミングをやってみたい!と思っている方もいるかも
しれませんね。
この記事では、一ノ倉沢でのクライミングについてご紹介
していこうと思います。
初心者の方でもクライミングできるのかお伝えしていこうと
思いますので、初めてクライミングに行こうとしている方の
参考になれば幸いです。
一ノ倉沢のクライミングは初心者でもOK
結論から言うと、初心者の方でも一ノ倉沢でクライミングを
することは可能なようです。
ただし、クライミングに行くのに気を付けたいポイントも
あるので、いくつかご紹介します。
まずは、「登山届を出す」ということです。
一ノ倉沢を含む谷川岳の指定危険地区内は、10日前までに
谷川岳指導センターへ登山届を提出しないといけないそう
です。
登山者だけでなく、クライミングの場合も提出しないと
いけないようなので、直接問い合わせするなどして事前に
確認しておくといいかもしれませんね。
次に、「春か秋に行く」ということです。
夏は暑く、体力も奪われるので、クライミングの初心者の
方には向きません。
また、虫も多くなるので涼しい春と秋がおすすめの時期と
なります。
最後に、「装備は万全に」ということです。
クライミングに必要な準備を万全にしていく必要が
あります。
クライミングには、ロープなどの道具や適切な服装が
必要不可欠です。
事前に何が必要かしっかりと調べておく必要がありますね。
以上のような注意点に気を付けて、初めてのクライミングに
行くといいですね。
こちらのサイトに、実際に行かれた方の体験談が載って
いましたので、ぜひ参考にされてみてくださいね。
サイトはこちらです。
一ノ倉沢衝立岩の正面壁から見る景色は絶景‼クライミングに早速出かけよう‼
一ノ倉沢には衝立岩という絶壁があるのですが、そこも
とても有名です。
なぜ有名なのかというと、衝立岩は一ノ倉沢の正面に
位置していることもあり、その迫力は絶大です。
その迫力に思わず、息をするのを忘れてしまうといった声も
ありました。
人を寄せ付けないような威圧的な光景に圧倒される方、多数の
ようですよ。
クライミング好きの方は、ワクワクすること間違いなし
でしょう。
まとめ
これまで、一ノ倉沢の交通規制について、そして初心者でも
一ノ倉沢のクライミングは可能なのか、さらにおすすめの絶景
スポットである一ノ倉沢衝立岩についてご紹介しました。
まだ一ノ倉沢に行ったことがないという方は、すぐにでも
行きたくなったのではないでしょうか。
しかし、一ノ倉沢では毎年死者も出るほど、危険な山でも
あります。
素晴らしい景色と圧巻の岸壁を見ると、そういった危険性を
忘れてしまうこともあるかもしれませんが、クライミングも
登山も、危険と隣り合わせであるということは忘れては
なりません。
気軽な観光で行くと、とても危険です。
ただ、遠くから景色を眺めたり、写真におさめたりしたい
ということであれば、それほど事前準備はいらないかも
しれませんが、クライミングや登山であれば、それなりの
準備が必要です。
自分が何を目的で、一ノ倉沢に行くのか今一度よく考えて
から行くことが大切でしょう。
また、クライミング初心者の方は、上級者の方と一緒に
行くのがおすすめです。
経験したからこそ分かる感覚などもあります。
自分だけで行こうとせず、人を頼るということも必要ですよ。
初めてのクライミングが良い経験となるといいですね。
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