金沢に観光に来たなら、ぜひ「金沢21世紀美術館」に一度足を運んでみてほしい。
地元では「まるびぃ」という愛称で親しまれ、「21美」という略称でも呼ばれている、
全国的にも有名な美術館の一つとして挙げられる、金沢を代表する観光名所。
日本三名園として有名な兼六園や石川県立美術館の徒歩圏内にあり、
観光客にとっては観光もしやすい便利な場所にあります。
今回は美術(アート)に普段馴染みのない子どもから大人までが楽しむことが
できる、「金沢21世紀美術館」の魅力をご紹介します。
どのくらい?金沢21世紀美術館を楽しむための所要時間は?
「金沢21世紀美術館」には4つの特徴があります。
①:世界の現在(いま)とともに生きる美術館
②:まちに活き、市民とつくる参画交流型の美術館
③:地域の伝統を未来につなげ世界に開く美術館
④:子どもたちとともに、成長する美術館
たしかに金沢21世紀美術館はこの4つの特徴通りに、「まちの広場」として
地域という小さな単位から世界に向けての発信の場であり、多様的な美術館として
存在しています。
金沢21世紀美術館は屋外・屋内ともにとても見どころが満載です。
それぞれご紹介していきます。
屋外エリア
金沢21世紀美術館の建物は白い円形をしており、周りは自然に取り囲まれています。
また屋外エリアにもいくつかの展示作品があります。五感を使った体験型の作品が多数
ありますので、天気がいい日はぜひじっくり触れてみてください。
屋内エリア
屋内は「交流ゾーン」と「展覧会ゾーン」の2つのゾーンに分かれています。
どちらも十分に現代アートを楽しむことができます!
所要時間はおよそ1~2時間ほどかかります。
しかし人気の展示エリアでは、待ち時間が1時間以上かかることもありますので、
時間配分を考えて計画を立てたほうがいいでしょう。
*有料エリア
(1):「あなたは自分を再生する」(ピピロッティ・リスト/2004年)
(2):「L’Origine du monde」(アニッシュ・カプーア/2004年)
(3):「緑の橋」(パトリック・ブラン/2004年)
(4):「雲を測る男」(ヤン・フォーブル/1998年)
(5):「スイミング・プール」(レアンドロ・エルリッヒ/2004年)
金沢21世紀美術館の一番の人気エリアといったら、「スイミング・プール」。
写真や映像などで見たことがある人もいるのでは?
繫忙期には1時間以上の行列ができることもしばしば。
どのような仕組みになっているか、ぜひ地上と地下の両方からぜひご覧ください!
ただし地上部と地下部の両方ともチケットを購入しないと、見ることができません。
また地上部は天候によっては閉場されることもあるので、あらかじめ
ご容赦ください。
館内を見終わったら、ミュージアムショップでお買い物を楽しんでみてはいかが?
ここでしか入手できないオリジナルグッズや金沢らしい雑貨などが、
多彩に取り扱っています。
当日買える?金沢21世紀美術館のチケット入手方法の紹介
アクセス方法
<車でお越しの場合>
JR金沢駅から約10分。駐車場は地下駐車場「金沢市役所・美術館駐車場」を
ご利用ください。
※322台分の駐車スペースがありますが、週末や繁忙期にはすぐ満車になる可能性が高いので、
あらかじめ周辺のコインパーキングを数か所、目星をつけておいたほうが個人的にはおすすめです。
<バスでお越しの場合>
路線バス(所要時間約10分):
*JR金沢バスターミナル兼六園口(東口)3番・7番乗り場より
「広坂・21世紀美術館」にて下車。
*兼六園8~10番乗り場より「香林坊(アトリオ前)」にて下車。
城下まち金沢周遊バス(所要時間約20分):
*JR金沢駅バスターミナル東口7番乗り場より「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」にて下車。
まちバス(所要時間約20分※土日祝のみ):
*JR金沢駅バスターミナル東口5番乗り場より「金沢21世紀美術館・兼六園(真弓坂口)」にて下車。
兼六園シャトル(所要時間約10分):
*JR金沢駅バスターミナル東口6番乗り場より「広坂・21世紀美術館」にて下車。
●開館時間・休館日
<交流ゾーン>
開館時間:9:00~22:00
※6/27(土)から当面の間は9:00~19:00(金・土は21:00まで)
休館日:年末年始
<展覧会ゾーン>
開館時間:10:00~18:00(金・土は20:00まで)
休館日:月曜日(休日の場合は直後の平日)、年末年始
年間の休館日はホームページに詳しく記載されていますので、お越しの際は
前もってご確認ください。
(公式サイト:https://www.kanazawa21.jp/)
●チケットの入手方法
交流ゾーン:無料
展覧会ゾーン:別途観覧料が必要です。(チケット売り場は正面入口)
※:・チケットはコンビニ・WEBから購入可能です。
・WEBからだとお安くお買い求めいただけるのでオススメですが、あらかじめ
指定した時間枠の中でしか入場できませんので、ご注意ください。
さいごに
現代アートを楽しむことができる、石川県を代表する観光名所の一つ
「金沢21世紀美術館」。
金沢は古き良き昔ながらの町並みが訪れる方にとって印象深いと思いますが、
金沢21世紀美術館には国際的な近現代の美術を肌で感じることができる、
私たちに新しい創造を与えてくれる現代的な要素も兼ね備えた街でもあるのです。
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