大阪市で開催される「天神祭」は、東京の「神田祭」や京都の「祇園祭」
と並ぶ日本三大祭のひとつです。
そのクライマックスを飾るのが「天神祭奉納花火」です。
大川に約100隻の大船団が繰り出され、舟のかがり火と夜空に打ち上げられる
花火が織り成す幻想的な光景は一見の価値があります。
今回は、この伝統的な火と水の祭り「天神祭」のハイライトである
奉納花火の穴場スポットや、2024年の日程・時間、開催概要を詳しくご紹介します。
天神祭奉納花火 2024年の日程・時間・概要
2024年の天神祭花火は以下の日程で開催されます。
日程・時間
打ち上げ時間: 19:30頃~21:00頃
毎年7月24日に天神祭の宵宮、25日に天神祭の本宮(花火大会を含む)が行われます。]
荒天の場合は中止で、順延はありません。
大阪市北区: 桜之宮公園グランド、川崎公園(造幣局横)
打上玉数
約5,000発(予定)
予想来場者数
約130万人
有料席
予定なし(船渡御の観覧会場はありますが、花火は見れません)
その他
個人で奉納花火を上げることができます。一発5,000円の協賛で、大阪天満宮の境内に名前が掲げられ、記念品として花火玉のレプリカがプレゼントされます。
関西圏の花火大会|2023年版🎆
【大阪】
7/25|天神祭奉納花火
8/5|なにわ淀川花火大会
8/19|猪名川花火大会【京都】
8/16|宮津燈籠流し花火大会【兵庫】
7/22|芦屋サマーカーニバル
7/22|香住ふるさとまつり海上花火大会
8/15・16|丹波篠山デカンショ祭【奈良】
8/15|吉野川祭り… pic.twitter.com/1l74fAdHx6— MUSUBITSUKI|旅行のしおり (@musubitsuki_jp) May 26, 2023
申込先: 大阪天満宮社務所(TEL: 06-6353-0025)
大阪天満宮公式サイト: http://www.tenjinsan.com/
天神祭花火の見どころ
18:00頃から天神祭のクライマックス「船渡御」が始まり、19:30頃から
「奉納花火大会」がスタートします。
見どころは、大川に繰り出される100隻の大船団と花火のコラボレーションです。
舟のかがり火と花火が上がる様子は、非常に幻想的な光景です。
花火のオープニングを飾るのは、天神様・菅原道真公にちなんで
打ち上げられる梅鉢形のオリジナル花火「紅梅」です。
この花火大会でしか見られない特別な花火です。
天神祭花火の鑑賞スポットや2024年の開催情報を参考に
ぜひ大阪の伝統的なお祭りを楽しんでください。
天神祭花火の見どころ
協賛した企業の名前などが入った「文字仕掛け花火」も見どころの一つです。
ちなみに「金鳥」のCMでよく見かけるものは、実は天神祭の文字花火の時の映像なんですよ。
文字仕掛け花火は、川崎公園(造幣局側)で上げられます。
文字仕掛け花火がある花火大会はあまり見られないため、新鮮な楽しみ方ができます。
天神祭花火の穴場スポット
それでは、ここからは天神祭花火を楽しめる穴場スポットをどどーんとご紹介していきます!
天神祭を楽しむならば、打ち上げ会場の大川に渡る各橋がおすすめです。
穴場その1:源八橋
源八橋は、そこそこ混雑しますが、会場近くで花火を楽しむことができるビューポイントです。
所在地: 大阪市都島区中野町4丁目付近
最寄駅: JR大阪環状線「桜ノ宮駅」すぐ
穴場その2:都島橋
都島橋は少し離れますが、ライトアップされた大阪城と共に花火を楽しむことが
できる穴場スポットです。
都島橋より北になると見づらくなります。
所在地: 大阪市都島区都島本通1丁目付近
最寄駅: JR大阪環状線「桜ノ宮駅」
穴場その3:川崎橋
自転車・歩行者専用の橋で、少し離れますが、ゆったり観覧することが
できる穴場ポイントです。
公衆トイレもすぐそばにあります。
川崎橋より南になると見づらくなります。
所在地: 大阪市都島区網島町1丁目付近
最寄駅: JR東西線「大阪城北詰」
穴場その4:桜宮橋付近
桜ノ宮公園(造幣局側)、川崎公園(グランド側)の打上ポイントがどちらも見られる人気の高いビューポイントです。身動きがとれないほどの込み合いが予想されます。
所在地: 大阪市都島区中野町1丁目付近
最寄駅: JR大阪環状線・東西線「京橋」駅、京阪「京橋」駅、地下鉄長堀鶴見緑地線「京橋」駅
穴場その5:桜之宮公園
桜之宮公園には数多くの屋台が出店してお祭りの雰囲気を存分に味わえます。
打上場所からも近く人気スポットのため、よりよい場所で鑑賞したい場合は
16時頃には場所取りに行くのが無難です。
所在地: 大阪市都島区中野町1丁目付近
最寄駅: JR大阪環状線「桜ノ宮駅」
穴場その6:OAPタワー(大阪アメニティパーク)付近
大川のほとりにあるOAPタワー付近広場が絶景穴場ポイントの一つです。
混みあいますが、打上場所が近く迫力満点の花火を楽しめます。
所在地: 大阪市北区天満橋1丁目1付近
最寄駅: JR東西線・学研都市線「大阪天満宮」駅
おすすめ有料スポット
帝国ホテル
大川のほとりに建つ帝国ホテルにて、フランス料理のディナー後
特別席にて花火と船渡御を観覧できます。
一人20,000円〜
梅田「阪急32番街」レストラン
少し離れますが、地上100メートル以上の高さからの花火を楽しむことができます。
昨年夏にリニューアルされたばかりで、デートスポットとして最適です。
金幣船チャーター運航
天神祭のクライマックスである船渡御の船に混じって大川から鑑賞できます。
まるで船渡御に参加しているような感覚で、花火も最高のビューポイントで
食事をしながら楽しめます。
一人35,000円
さいごに
天神祭奉納花火を見に行く際のアドバイスをいくつかご紹介します。
まず、混雑が予想されるため、早めの到着が重要です。
特に人気スポットで鑑賞したい場合は、16時頃には現地に到着して場所取りをするのが無難です。
公共交通機関を利用する場合、最寄り駅はJR大阪環状線「桜ノ宮駅」や「京橋駅」です。
これらの駅は花火会場に近く便利です。
次に、持ち物にも注意しましょう。長時間の観覧になるため
座布団や折りたたみ椅子があると便利です。
また、食べ物や飲み物も持参すると良いでしょう。
ただし、ゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。
さらに、混雑時にはトイレの場所も重要です。事前に公衆トイレの場所を確認しておくと安心です。
最後に、安全に楽しむため、花火観覧中はマナーを守り、周りの人々と
協力しながら過ごしましょう。
これらのポイントを押さえて、天神祭奉納花火を存分に楽しんでください。
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