中禅寺湖の金谷ホテルには有名なカレーやおすすめのランチがあります。
金谷ホテルの歴史やカレー、アクセス、日帰り温泉について紹介します。
中禅寺湖を見ながら頂く金谷ホテルの名物カレー
日光金谷ホテルは、1873年(明治6年)に外国人向けの宿泊施設として開業。現存する日本最古の西洋式ホテル。
東照宮の楽師をしていた金谷善一郎が、ヘボン式ローマ字綴りを考案したJ.C.ヘップバーン(ヘボン)博士を自宅に招き宿泊させたことが起源となり、博士の勧めで自宅の一部を開放し「金谷カッテージ・イン」とその歴史を刻みました。
イギリス人旅行家であるイザベラ・バード女史の『日本奥地紀行』や『在日英字新聞』で紹介されるなどし、「日本のリゾート地日光の名宿」としての地位を確立しました。
そして、1893年(明治26年)は、現在ホテルのある土地で「金谷ホテル」としての営業をスタートしたようです。
創業から百年以上建った今も当時のクラシカルな雰囲気を残しながら、日光を訪れる多くの旅人に愛されています。
百年カレーの百年は、このカレーのレシピは大正時代に考案されたものの、2003年に金谷ホテルの蔵の中から発見されるまで、メニューからその姿を消していました。
そのレシピを総料理長である中西健一氏が復刻・再現して、「百年ライスカレー」をホテルで出しています。
百年ライスカレーは、日光金谷ホテル1階にある「クラフトラウンジ」で食べることができます。カレーはビーフ、チキン、鴨、虹鱒のフライの4種類があり、値段は2,100円です。
カレーソースは、当時珍しかったであろうココナッツミルクなどが使われており、甘味、酸味、辛味が一体となった独特な風味なのでひと口食べれば普段食べているカレーとの違いに気づきますよ。
4種あるカレーのうち、定番のビーフやチキンはとても柔らかく、口に入れた瞬間にとろけてしまうほど。変わり種の鴨も贅沢な味わいが人気です。
虹鱒のフライは噛んだ瞬間のサクッとした食感や、ふんわりとした魚の風味がたまらない一品です。
百年ライスカレーは、お土産として購入することもできるためおすすめです。
金谷ホテルは、肉や魚介類の具材を一緒に煮込まず、ソテーした具材と温めたソースを器の中であわせて提供しているため、レトルトカレーでもカレーソースと具材がそれぞれ別のパウチに分かれています。
家庭でもホテルに近い味を提供するためのこだわりが詰まっていますね。
味はビーフとチキンの2種類で値段は840円です。
百年ライスカレー以外のランチ
- 大人様ランチ
このランチは、ソーセージやポテトフライなど、子供が好きなものが並んでいますが、その味は格別。とくにハンバーグの味は絶品です。
値段は3,000円と少々高いですが贅沢なランチです。
- 霧降高原牛カツサンドイッチ
肉とソースの味わいがクセになる非常にシンプルな一皿ですが、だからこそ何度でも食べたくなるカツサンドで値段は2,500円です。
- ブリュッセルワッフル
チョコレートソースをかけてワッフルの甘味とフルーツの酸味がたまらない一品で、デザートにおすすめで値段は1,620円です。
中禅寺湖金谷ホテルは日帰り温泉も楽しめる
空ぶろ
入浴人数、最大8名様まで(男女共)で、60分まで利用できます。
中禅寺金谷ホテル自慢の温泉施設で、紅葉の季節はもちろん、新緑の季節、雪が舞う季節など四季折々の情緒をおたのしみいただけます。
内湯と露天風呂があるがおすすめは露天風呂です。
昼間は木々の間から差し込む陽を浴びてからだもこころも温まる温泉をご堪能ください。
源泉は、はるばる約12km離れた奥日光・湯元から湧き出る湯をひいています。
泉質は硫黄泉(硫化水素型)で、内湯・外湯とも循環しない源泉掛け流しです。
皮膚病をはじめ、リウマチ、糖尿病、高血圧症、痛風などに効果がありますが、皮膚が過敏な方に不向きです。
※源泉が高温のため温度調節のため加水している。
空ぶろ
営業時間:宿泊している人5:30〜9:30、13:00〜24:00 無料
立ち寄りでのご利用は13:00〜15:00
大人/¥1,300、小学生/¥600
「アクセス」
東武・JRの日光駅から湯元温泉行のバスで約1時間、「中禅寺金谷ホテル前」バス停で下車
東北自動車道宇都宮インターから日光宇都宮有料道路に入り、終点の清滝インターで国道120号線に合流、道なりにまっすぐ、「中禅寺湖」方面へ進んでいろは坂を登り、突き当たりの信号を左折、次の信号は直進して大鳥居をくぐり、湖を左に見ながら約4Km進んだ右側にあります。
日帰り入浴クーポン券が使えます。
期限は2021/3/31日までです。
まとめ
中禅寺湖の金谷ホテルには有名な百年ライスカレーがあります。
また、歴史があるホテルで宿泊だけではなく、日帰りで温泉を楽しんだあとにランチを楽しんで素敵な一日を過ごせます。
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