栃木県奥日光市にある「湯滝」。
「華厳ノ滝」、「竜頭ノ滝」につづいて奥日光三名瀑の一つとして数えられ、
湯ノ湖の南端に位置する迫力満点の「湯滝」。
高さ70メートル、幅25メートルにもおよぶ滝で、滝壺にある観瀑台から
勢いのある水しぶきを間近で眺めることができます。
さらに滝の上に続く遊歩道を歩けば”滝の始まり”を
見られる貴重な体験ができるのも魅力の一つです。
今回はそんな見どころいっぱいの「湯滝」の魅力についていろいろご紹介します。
迫力のある湯滝、その魅力とは
奥日光の三名瀑のひとつである「湯滝」。
湯ノ湖の南岸から流れ落ちている湯滝の水は、同じく奥日光三名瀑である
「竜頭ノ滝」、「華厳の滝」へと流れていきます。
観瀑台と滝との距離が近く、迫力ある滝を肌で感じられるのが特徴。
そして見どころはこれだけではなく、滝が流れ落ちる瞬間を見ることができる
”滝の始まり”を眺めことができます。
流れている滝を鑑賞できるスポットはほかにもありますが、滝が流れ落ちる瞬間を
見ること自体はめったにない機会だと思います。
普段なかなかお目にかかれない貴重な体験ができるのではないでしょうか。
湯滝を訪れる際はぜひ抑えておきたい、観光スポットですね。
また湯滝は戦場ヶ原ハイキングコースの拠点にもなっています。
標高は約1,400メートルで、2005年に戦場ヶ原のうち174.68ヘクタールの
地域が、奥日光の湿原としてラムサール条約の登録湿地となっています。
戦場ヶ原のハイキングコースは、「①湯滝」→「②小滝」→「③泉門池」→
「④青木橋」→「⑤戦場ヶ原」→「⑥湯川」→「⑦赤沼自然情報センター」
基本的下り坂なので、ハイキング初心者の方でも歩きやすいと思います。
戦場ヶ原の四季折々の自然と湯滝の水の流れている様を
同時に散策しながら景色を堪能することができます。
(参考:http://nikko.4-seasons.jp/guide/course_detail.shtml?0:4191)
囲炉裏を囲もう!湯滝のレストハウスで食べるなら営業時間を確認
湯滝の自然のよさについてここまで説明しましたが、湯滝の魅力は
自然だけではありません。
湯滝の自然を満喫した後は、「湯滝レストハウス」に寄ってみてはいかがでしょうか。
湯滝レストハウス
奥日光の湯滝のすぐ近くにある「湯滝レストハウス」。
木造建築でどこか懐かしさを思い出せてくれます。
ハイキングコースの休憩地点としてのほかに、飲食店やバードウォッチング、
釣りなどを楽しむことができます。
また冬にはスノーシューも楽しめ春夏秋冬それぞれの自然と触れ合うことが
できます。
またここでの魅力の一つが、囲炉裏を使って焼いた鮎の塩焼きや
お団子を食べることができます。
囲炉裏使って食べる機会は普段あまりない体験ではないでしょうか。
訪れた際はぜひ召し上がってみてください!
・鮎:\600(税込み) ・焼き団子:¥350(税込み)
ほかにも、お蕎麦・うどん・定食・アイスクリーム(バニラ・チョコレート・メロン・
ラムネなど)が販売されていますのでこちらもぜひご賞味ください。
湯滝レストハウスのホームページでは、リアルタイムで現地の気象情報を
ライブ映像で配信されているので、山の気候は変わりやすいので簡単に
確認することができます。
営業時間:10:00~15:00(時間は変更になる場合があります。)
(HP:http://www.yutaki.com/index.shtml)
一度は行きたい老舗旅館!湯滝の宿といえば西屋
創業はなんと鎌倉時代にも遡る、山形県米沢市にある老舗温泉旅館。
白布温泉「湯滝の宿 西屋」。開湯以来約700年の長い歴史をもっています。
お風呂:
お湯は天然温泉で、含イオンーカルシウムー硫酸塩温泉(石膏泉)。
湯船は約300年前に、江戸時代中期に職人が大きな御影石を切り出して
作られ、当時の原型を保ち続けています。シャワーやカランがなく、
湯船から桶でお湯を汲む方式ですが、昔ながらの感じが懐かしく感じられます。
宿泊利用のほか、日帰りでも入浴が可能となっています。(大人700円)
客室:
客室はお布団のタイプのお部屋とベッドタイプのお部屋の2種類あります。
足腰の弱い方にも安心して利用できます。
古き良き風情を感じられ、ゆっくりくつろぐことができます。
部屋の造りは一部屋ずつ異なっており、ホームページからお部屋の写真を
見ることができます。
お部屋に余裕があれば平日のみ一人での宿泊も可能となっています。
お料理:
夕食は地元山形の農作物や郷土料理を中心とした四季折々の料理を
堪能できます。メインは米沢牛のしゃぶしゃぶ(またはすき焼き)。
飲み物は地酒・ビール・焼酎・ワイン・ノンアルコール・ソフトドリンクなどがあります。
看板猫
「湯屋 西屋」には二匹の看板猫がいます。”おんでん”と”かぐら”の兄弟猫です。
8:00~10:00の間にロビーにやってきますので、チェックアウト時に最後のお見送りを
してくれます。
(HP:http://nishiya-shirabu.jp/)
さいごに
「湯屋 西屋」は昔の趣の良さを大切に保たれています。
私たちは現代の生活に慣れ親しんだ生活を送っていますが、
「湯屋 西屋」では現在(今)にない非日常の癒しを楽しむことができます。
「古きを知り新しきを知る」という言葉の通り、新しい発見や価値を
再発見できる場所ではないでしょうか。
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